こんにちは JTAG広報部 かわいしのぶです
今回は彫り師さんが彫る前に準備すること−デザイン構想編−です。
私は彫ってもらうときに事前に希望の画像や実際に入れたいものの写真を撮りに行き、何カットか候補を出したりします。
ただ入れたいモチーフが2つ以上あるときは組み合わせはある程度希望は伝えますが、おまかせしてしまうことが多いです。
皆さんはどのようにオーダーしていますか?
おまかせされたときはどのように決めていくのかを聞いてみました。
ただ、今回答えていただいた彫り師さんと自分は方法が違うという場合もあると思いますのでそこはご了承ください。
まずはお客さんと相談してデザインや色を決めていくところから始めますが、決めていく上で必要なもの、あったほうが想像しやすい、決めやすいというものについて聞きました。
・彫りたいものの素材が欲しい
具体的には写真やイラスト、自分の好みがわかるものがあるとより決めやすいそうです。
見え方み人それぞれ違うため、彫り師さんとお客さんとで想像したものが違う場合があります。
説明してもうまく伝わらない場合もあるので絵の方向性を決めるために素材が必要、また入れたい場所や大きさもかなり重要です。(服から出ないようにしてほしいなど)
今回答えていただいた彫り師さんはその場で入れたい場所のサイズを測りデザインを描いていくそうなのであまり変更はないそうですが、希望のデザインと体の場所がどうしても合わない場合もあるため、そのときは大きさの提案をしてお客さんが希望しているものとできるだけ近いデザインを入れられるように最適なものを決めていくそうです。
彫りたいものがしっかり決まっている場合は使用を見させてもらうのが1番いいそうですが、お客さんの好みを理解してどういうテイストにしていくかはお客さんがもっている小物(スマートフォンのカバーやステッカーなど)も観察しているそうです。
常に持ち歩くスマートフォンなどはその人が1番好きなものが詰まっていてすぐに変更することがないのでとても参考になるとか。
彫り師さんは100%お客さんを理解することはできないし、人それぞれのかっこいいや可愛いは違うため好みがある場合ははっきり伝えてもらう方がお互い安心し納得できるし満足いくものが入れられると言っていました。
色に関しても同じ青でもグラデーションや色合いが違うと印象も変わるため選択肢を作り選んでもらうようにしているそうです。
色々なものからお客さんの好みを知り、自分のイメージを固定させないようにしつつもお客さんの好みにイメージを合わせていくのは難しいと思います。
こうして自分のタトゥーも出来上がったのかと思うと感慨深いですね。
コメント